タブレットPOSレジ導入ガイドをご利用いただきありがとうございます。

当サイトではタブレットで使えるレジ「タブレットPOSレジ」の始め方について、どこよりも分かりやすく解説します。

記事の内容を順番に読んでいけば誰でもかんたんに始められますのでぜひ最後までご覧下さい。

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【STEP1】タブレットPOSレジとは?- 初心者でもわかる基本知識

まずはタブレットPOSレジについて、分かりやすく説明していきます。

端的に言うと、
タブレットPOSレジとは、タブレットで使えるPOSレジアプリのことです。

タブレットPOSレジを導入することで、お店の運営がスムーズになるだけでなく、どの商品が誰にどれくらい売れたのかを詳細に把握することができるため、売れ筋商品や顧客の購買傾向を把握し、売上の増加につなげることができます。

また、タブレットPOSレジがあれば軽減税率の対応やインボイス制度の対応を行うことが出来るため、小規模店舗を中心に小売店や飲食店、サービス業などさまざまな業種で広く活用されています。

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PayPayなどのキャッシュレス決済は知っているけれど、POSレジについては知らない方もいるかもしれませんね。

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売上データをどのように分析すべきかお悩みなら、当サイトが無料で提供している客層設定を入手することをおすすめします。POSレジの初期設定には客層設定が必要ですのでぜひご利用ください。

タブレットPOSレジとは?

タブレットPOSレジとは、iPadなどタブレット端末にインストールして使うレジのアプリのことです。

従来のキャッシュレジスターとは異なり、レジ会計以外にも売上管理機能や顧客管理機能など店舗経営に役立つ機能を多く備えています。

また、専用のPOSレジシステムに比べて安価で導入できるため、多くの中小店舗で利用されています。

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当サイトでは、業種別に最適なタブレットPOSレジのサービスや便利な機能、活用方法などを紹介しています。

タブレットPOSレジには無料で始められるものから、有料プランのみを提供しているサービスまでさまざまな選択肢があります。

主要なタブレットPOSレジのメーカーは、以下のとおりです。

タブレットPOSレジの主なメーカー
  • スマレジ
  • ユビレジ
  • Airレジ
  • SquarePOSレジ
  • STORESレジ

そもそもPOS(ポスと呼びます)とは、「Point of Sales」の略で「販売時点情報管理」と訳されます。簡単に言えば、お店の商品がいつどれくらい売れたのかという売上情報を自動的に集計および管理するシステムのことです。

このPOSシステムの仕組みをキャッシュレジスターに組み込んだものをPOSレジシステムと呼びます。

POSレジシステムの中でもタブレットPOSレジは、一般的なタブレット端末にインストールして使うアプリとして提供され、POSシステムの機能をタブレット上で利用することができます。

各種レジの種類と特徴

多くの人にとって「レジ」といえば、いまだにガチャンと引き出しが出てくる大型のレジ機械のことを思い浮かべると思います。

しかし実際には、レジというツールは効率的な経営を実現するために年々進化を続けており、現在ではさまざまなレジの種類が存在します。

従来から多くの店舗で使われてきたキャッシュレジスター機械、百貨店や大手コンビニを中心に導入されている大型POSレジシステム、最近ではタブレットで使えるPOSレジのアプリが普及しつつあります。

レジの歴史のなかでも「POS」という仕組みの登場は非常に革新的でした。

店舗でやり取りするすべての情報をシステムで一元管理され、データを活用した経営が可能になったためです。

これまで経営者の知識や経験に頼っていた仕入れ数や売上高の予測が客観的なデータに基づいて行えるようにになりました。

従来のキャッシュレジスターやPOSシステムなど、レジの種類や特徴を以下表にまとめます。

分類 名前 特徴
レジ 従来のキャッシュレジスター
  • 昔からある据え置き型のレジ会計マシン
  • 電卓による計算と現金収納を行う
POSレジ POS専用システム
  • 店舗専用のシステムとして開発されたPOSレジ
  • 大型の機械で高額なコストが必要
POSレジ タブレットPOSレジ
  • 市販のタブレットで使えるため安価に導入できるPOSレジ
  • クラウドサービスのため機能が随時アップデートされる

当サイトでは、低コストで導入可能で多くの便利な機能を持つタブレットPOSレジを推奨しています。

タブレットPOSレジとは、iPadなどのタブレット端末とインターネット環境さえあれば利用できる、POSシステムと同等またはそれ以上の便利な機能を持つレジアプリです。

高額な費用が必要なPOS専用システムとは異なり、タブレットPOSレジは非常に安価で、月額0円で利用できる無料プランも用意されています。

いまや中小店舗が経営を成功させるためには、タブレットPOSレジは欠かせない必需品でしょう。

タブレットPOSレジを導入するメリットとは?

タブレットPOSレジを導入すれば、さまざまなメリットを享受することができます。

タブレットPOSレジの主な導入メリットは以下の通りです。

メリット 説明
低コストで導入可能 一般的に、タブレットPOSレジは従来のPOSシステムよりもコストが低く、小規模な事業者や新興企業にとって手頃な選択肢となっています。
直感的で簡単な操作 タブレットは使い慣れたタッチスクリーンインターフェースを提供し、従業員が迅速かつ簡単に操作できます。
豊富な最新の機能 タブレットPOSアプリケーションは、在庫管理、顧客情報管理、売上レポートの生成など、多様な機能を提供することができます。

特に、閉店時のレジ締めの時間を短縮できるというメリットは非常に大きいと思います。

1日の終わりにとても疲れているのにキャッシュレジスターの数字が合わず、レジ締め作業が結局深夜までかかってしまうという経験は、店舗経営者にとってよくある苦労の1つといえるでしょう。

また最近では、軽減税率やインボイス制度などの法改正に対応するためにタブレットPOSレジを導入するお店も増えてきています。

【STEP2】タブレットPOSレジの選び方 – 店舗に最適なメーカーと料金プランを見つける方法

ここではタブレットPOSレジの選び方について分かりやすく解説します。

かんたんな質問に答えるだけでお店に最適なPOSレジを診断するツールを初心者の方向けにご用意しました。

目的で選ぶ

タブレットPOSレジを導入する際には、まずお店で何を実現したいのか、という目的を明確にすることが重要です。

タブレット端末やアプリの導入は手段でしかなく、それ自体が目的ではありません。

言い換えると、目的とはお店の経営課題や解決すべき困りごとです。

ご参考までによくあるタブレットPOSレジの導入目的をご紹介します。

導入目的の具体例
  • 売上アップを実現したい
  • リピート顧客を獲得したい
  • どのような客層にどの商品が売れているのか把握したい
  • レジ締め作業を効率化したい
  • 営業日報や月報を作りたい
  • 売上状況をリアルタイムに把握したい
  • キャッシュレス決裁を導入したい
  • インボイス制度に対応したい
  • キッチンカーを始めたい
  • 在庫管理を効率化したい
  • 欠品や過剰在庫を防ぎたい
  • ネットショップを開きたい
  • 会員ポイントカードを導入したい
  • 顧客別にDMを配信したい

まずはお店で抱えている課題や困りごとを具体化することをおすすめします。

解決すべき課題を明確にしてから、それを解決するために必要な機能や周辺機器を選ぶ流れが適切な選び方です。

業種ごとにお店の経営課題は変わりますので、以下の業種別POSレジの選び方資料も参考にしてください。

機能で選ぶ

タブレットPOSレジを選ぶうえでは、機能はとても大切な観点です。

お店でやりたいことや必要な機能に焦点をあてて、それに合ったサービスを選びましょう。

タブレットPOSレジには便利な機能やオプションがたくさん用意されています。

キャッシュレス決済やハンディ端末などの周辺機器と一緒に使用することで、店舗業務の効率化できます。

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POSレジにはたくさんの機能がありますが、一度にすべてを導入するのは現実的ではありません。長い目で見て経営を改善するために、徐々に機能を導入していくことをおすすめします。

従来のキャッシュレジスターを使っているお店にとっては、POSレジの基本機能を活用するだけでもすぐに経営の改善の効果が期待できます。

タブレットPOSレジの主な基本機能には以下のようなものがあります。

POSレジの基本機能
  • レジ会計
  • 売上管理
  • 在庫管理
  • 勤怠管理
  • POSデータ分析
  • 顧客管理など

また、タブレットPOSレジには業種ごとに特化した機能も提供されています。(飲食店における注文を取るためのハンディ端末、美容室における施術履歴を管理する顧客カルテなど)

具体例の1つとして、飲食店に特化した機能やオプションには以下のようなものがあります。

飲食店に特化した機能・オプション
  • テイクアウト対応
  • セルフオーダー機能
  • 軽減税率対応
  • オーダーエントリー(ハンディ端末)
  • 予約・顧客管理(来店履歴、注文履歴等の管理)
  • オプション付きオーダー(大盛り、トッピング等)

業種に特化した機能を利用するためには、周辺機器が必要になることがあります。(ハンディ端末やキッチン用の印刷機、バーコードリーダーなど)

この周辺機器については、POSレジメーカーによって提供方法は異なるため注意が必要です。周辺機器を提供していないメーカーもありますし、POSレジと一緒に販売やレンタルもしているメーカーもあります。

タブレットPOSレジの業種に特化した機能を利用したい場合は、その機能を備えたタブレットPOSレジのサービスと料金プランを周辺機器と合わせて選ぶようにしましょう。

なお、タブレットPOSレジのアプリで利用できる機能はメーカーや料金プランによってそれぞれ異なります。

タブレットPOSレジの機能と料金プランの関係性について以下に説明します。

機能と料金プラン
  • POSレジアプリで利用できる機能は申し込む料金プランによって変わります。
  • レジアプリの基本機能だけを利用できる月額費用無料の料金プランや、飲食店や小売店向けに必要な機能を一式提供する料金プランがあります。(例:飲食店向け料金プラン、小売店向け料金プラン)
  • レジアプリをタブレットで使うためにはログインIDが必要です。このログインIDによって利用可能な機能が制限される仕組みになっています。

価格で選ぶ

タブレットPOSレジを選ぶなら、価格という観点は外せません。

重要なポイントは「コストパフォーマンスの高さ」です。

店舗の規模や予算を考慮して、コストパフォーマンスの高い製品を選びましょう。

知っておくべき重要ポイント

タブレットPOSレジの料金プランの考え方は、メーカーによって大きく異なります。例えば、ポスタスは有料プランしか提供していませんが、Square POSレジはすべての機能が無料で使えますが、キャッシュレス決済手数料がかかります。

価格について考慮すべきポイントは、初期費用とランニング費用の2つです。

タブレットPOSレジを店舗に導入して運用していくためには、基本的には以下のような費用がかかります。

初期費用
  • タブレット端末
  • 料金プランの月額費用
  • レシートプリンター
  • キャッシュドロア
  • カスタマーディスプレイ
  • レシート用紙
  • 初期セットアップ費用
  • 初期導入トレーニング費用
ランニング費用
  • 料金プランの月額費用
  • レシート用紙

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見積もり取得時には、特にタブレット端末と料金プランにかかる費用をチェックしましょう。他のアイテムは消耗品であり、あまり高額にはならないのでご安心ください。

メーカーによっては、月額料金が無料のサービスや、新規割引キャンペーンが実施される時期もあります。

また、お得な補助金制度を利用できるサービスもあります。

予算に応じて、自分のニーズに合ったタブレットPOSレジを選びましょう。

【STEP3】タブレットPOSレジの導入方法 – インストールから初期設定までの手順

ここではタブレットPOSレジの導入方法について分かりやすく解説します。

読者の皆様がタブレットPOSレジをスムーズに使い始められるように、作業環境と手順を一覧表にまとめました。ぜひご活用ください。

NO 環境 手順
1 タブレットPOSレジ導入前の準備
2 パソコンのWebブラウザ POSレジのアカウント登録
3 パソコンのWebブラウザ 管理画面からPOSレジの初期設定
4 タブレット端末 管理画面からPOSレジの初期設定
5 タブレット端末 初期設定内容の反映
6 タブレット端末 POSレジアプリの利用開始

タブレットPOSレジ導入前の準備

タブレットPOSレジの料金プランやオプションを選んだら、導入前の準備をしましょう。

タブレット端末で使うインターネット環境を準備する必要がありますし、キャッシュレス決裁を使うならカードリーダー、セルフレジや券売機を使うなら機器を設置する場所を考えなければいけません。

タブレットPOSレジを導入する前に必要な準備は以下の通りです。

タブレットPOSレジ導入前の準備
  1. タブレット端末の準備:タブレットPOSレジのアプリをインストールするために、対応するタブレット端末を用意しましょう。iOS専用アプリはAndroid端末では使用できないので、ご注意ください。
  2. インターネット環境の構築:タブレットPOSレジ専用のWi-Fi環境を用意しましょう。同時接続台数が多くなると通信が不安定になる可能性があるため、お店のWi-Fiとは別の回線を用意することをおすすめします。キッチンカーや屋外出店の場合は、ポケットWi-Fiやタブレット用SIMカードを利用するなど、モバイル回線を用意してください。
  3. 周辺機器の準備:レジ会計に必要な周辺機器(レシートプリンターやキャッシュレジスターなど)を用意しましょう。ハンディ―端末やキッチンディスプレイなども導入する場合は、それらも準備する必要があります。
  4. 機器の設置場所:タブレット端末を設置するためのレジカウンターを用意しましょう。キャッシュレス決裁を導入する場合は、カードリーダーの置き場所も確保する必要があります。

タブレット端末のみを使用するシンプルな構成で運用する場合は、それほど場所を取ることはありませんのでご安心ください。

POSレジのアカウント作成

タブレット端末や周辺機器を準備したら、POSレジにログインするアカウントを作成しましょう。

アカウント作成環境のおすすめ

アカウントの作成はタブレット端末ではなく、パソコンのWebブラウザーから行うことをおすすめします。タブレット端末からもアカウントを作成することは可能ですが、パソコンから行う方がスムーズに進めることができると思います。

POSレジのアカウントを作成する方法は以下の通りです。

POSレジのアカウント作成方法
  1. パソコンのWebブラウザーを開きましょう。
  2. スマレジの公式ウェブサイトにアクセスします。
  3. サイト上部にある「新規アカウント作成」または「無料トライアルを始める」などのボタンをクリックします。
  4. 必要な情報(店舗名、メールアドレス、パスワードなど)を入力します。
  5. 利用規約やプライバシーポリシーに同意し、登録ボタンをクリックします。
  6. アカウント作成が完了すると、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックしてアカウントを有効化します。
  7. アカウントが有効化されると、スマレジの管理画面にログインできるようになります。

パソコンのWebブラウザーを使って新しいアカウントを作成し、そのアカウントでログインすると、POSレジのメニュー画面である「管理画面」が表示されます。

この管理画面では、店舗情報や商品情報など、タブレットPOSレジの利用に必要な初期設定を行います。そして、その設定内容をタブレット端末にインストールしたアプリに同じように反映させることで、設定が完了します。

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要するに、パソコン側で設定して、その設定内容をタブレットに反映させる流れです。初心者でも簡単にできるようになっていますよ。

POSレジの初期設定方法

パソコンのWebブラウザからPOSレジの管理画面を開き、初期設定を行いましょう。

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管理画面にログインすると、初期設定の手順が表示されるので、その内容に従って初期設定を進めれば簡単に設定が完了します。

POSレジの一般的な初期設定の手順は以下の通りです。

POSレジの初期設定
  1. 管理画面にログイン:作成したPOSレジのアカウントで、管理画面にログインしてください。
  2. 店舗情報の登録:店舗名や業種などお店に関する基本情報を登録してください。
  3. 部門情報の登録:商品が所属する部門情報を登録して下さい。部門とは、商品のカテゴリーや分類を意味し、部門を登録することで商品の分類ができます。
  4. 商品情報の登録:店舗で販売する商品情報(商品名、金額、写真、税率など)を登録してください。
  5. スタッフ情報の登録:店舗で働くスタッフの情報を登録してください。スタッフ別の売上データを集計することができます。

業種に特化した機能を利用する場合や周辺機器を利用する場合など、詳細な設定は必要に応じて適宜行って下さい。

POSレジアプリのインストール

タブレット端末にPOSレジアプリをインストールしましょう。

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アカウント作成の手順や初期設定の方法は各メーカーによって異なりますが、インストール方法は共通しています。

POSレジアプリをインストールする方法は以下の通りです。

POSレジアプリのインストール方法
  1. アプリストアを開く:お手持ちのタブレット端末を開き、アプリストアを開きます。iPadの場合はApp Store、Android端末の場合はGoogle Playを使用して下さい。
  2. アプリを探す:アプリストアの検索バーにPOSレジアプリの名前を入力します(例:スマレジ、ユビレジなど)。検索結果に該当のPOSレジアプリが表示されます。
  3. アプリをインストール:該当のアプリを選んで「インストール」または「ダウンロード」ボタンをタップします。すると、アプリが自動的にダウンロードおよびインストールされます。
  4. アプリの起動:インストールが完了したら、ホーム画面やアプリ一覧にアプリのアイコンが表示されます。アイコンをタップしてPOSレジアプリを起動して下さい。

POSレジアプリに設定内容を反映

管理画面で行った設定内容を、タブレットにインストールしたPOSレジアプリに反映させましょう。

管理画面で行った設定は自動的にタブレット端末に反映されないため、POSレジアプリ内で同期の処理を行う必要があります。

各メーカーによって方法は異なりますが、タブレット側に反映ボタンがあるので押してください。

商品やスタッフを変更・登録した後には、必ずデータ同期を行ってください。

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日々の業務の前にデータ同期を行うことをおすすめします。

POSレジアプリの利用開始

上記の手順を一通り終えると、タブレットPOSレジのアプリを使えるようになります。

もし何かお困りの際は、メーカーのサポート窓口や当サイトの問い合わせフォームにお問い合わせください。

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POSデータはたくさん集めるほど、活用できることが増えていきます。POSレジをどんどん使っていきましょう。

【STEP4】タブレットPOSレジの便利な機能 – 基本的な機能や用途を紹介

ここではタブレットPOSレジを最大限に活用するために、POSレジアプリの便利な機能についてご紹介します。

タブレットPOSレジにはどのような機能があり、それらの機能がどのような目的で使われるのかを理解することは、後にご紹介するタブレットPOSレジの活用方法を理解するうえでも役立ちます。

各機能の操作方法はメーカーによって異なりますので、具体的な操作方法に関しては操作マニュアルまたはヘルプページご確認ください。

レジ会計機能

タブレットPOSレジでも、レジ会計の方法は基本的には従来のキャッシュレジスターと同じです。

ただし、客層情報の入力はPOSレジならではの手順ですので、忘れずに行ってください。

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POSデータのなかでも客層情報は重要なデータですので、きちんと入力しましょう。あとで売上データを集計する際にとても役立ちます。

タブレットPOSレジを使ったレジ会計の手順は以下の通りです。

レジ会計の手順
  1. レジ会計画面を開く
  2. 販売スタッフの選択
  3. 販売する商品の選択
  4. 割引や会員情報の入力
  5. 客層情報の入力
  6. 預かり金の入力
  7. お釣りのやり取り

タブレットPOSレジでは、レジ会計時によく使う操作をショートカットボタンとして登録できますので、ぜひご活用ください。

売上分析機能

タブレットPOSレジを導入したら、売上分析機能を活用しましょう。

売上分析はいつどの商品がどのような客層に売れたのか把握するための仕組みです。

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私は売上分析機能こそ、POSレジを導入する一番のメリットだと思います。売上データを分析することでお客様のニーズを把握できるので、より効果的な販売戦略を立てることができます。

売上分析機能とは

タブレットPOSレジでは、店舗の売上データ(POSデータ)を自動集計して、日別・客層別・商品別などさまざまな軸で分析を行う機能をまとめて「売上分析機能」と呼んでいます。POSデータ分析とも呼ばれます。

売上分析機能を使うことによって得られる主なメリットをご紹介します。

メリット 説明
最新の売上情報の把握 売上情報が自動的に集計されてグラフ化されるため、お店の売上の状況をリアルタイムに把握することができます。
顧客ニーズの把握 どのような客層にどのような商品が売れやすいのか、など多角的な売上分析ができるため、お客様のニーズに沿った商品やサービスを提供することが可能になります。
売上の増加 売れやすい商品の組み合わせやカテゴリごとの売れ筋やタイミングが把握できるため、売上アップの施策を検討できるようになります。

タブレットPOSレジの売上分析機能を使う方法は以下の通りです。

売上分析機能を使う方法
  1. POSレジを使ってレジ会計を行う
  2. タブレットまたは管理画面から売上分析機能やレポート機能を開く
  3. 分析したい日付や分析項目を指定して売上グラフを表示する
  4. 自動的に日報や月報をメール配信したい場合は配信先メールを登録する

タブレットPOSレジを導入した際には、ぜひ売上分析理機能を活用してみてください。

POSデータの分析を行うことで、売上向上や経営改善に役立つアイデアや改善策を見つけることができるでしょう。

顧客管理機能

タブレットPOSレジを導入したら、顧客管理機能を活用しましょう。

顧客管理はお客様との接点を増やし、繰り返し商品を購入してもらうための仕組みです。

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一言で言えば、顧客管理機能はお客様のリピート率を上げるのに役立ちます。リピート率を高めれば、競合他社に顧客を奪われにくくなります。

POSレジの顧客管理機能を使えば、顧客管理の専用システムを導入する必要なく、かんたんに質の高い接客サービスが可能になります。

例えば、お客様に会員カードを作成してお客様との関係を深めたり、接客時にその場で顧客情報を確認してお客様の好みに基づいたサービスを行うことができるでしょう。

顧客管理機能とは

タブレットPOSレジでは、会員カードの作成、顧客カルテの作成、来店履歴や購入履歴の管理、会員ポイントの使用履歴、顧客ランクの管理などお客様に関する情報を管理する機能をまとめて「顧客管理機能」と呼んでいます。飲食店、小売店、サービス業など幅広い業種で使われています。

顧客管理機能を使うことによって得られる主なメリットをご紹介します。

メリット 説明
顧客情報の管理 お店に来店する客層(お客様の性別や年代など)を確認したり、DMの発送先の住所を管理することができます。
リピート率のアップ 会員カードにポイントを付与すれば、継続してお店を利用するモチベーション向上につながります。
質の高い接客サービス 接客時に会員情報や購入履歴をその場で確認できるため、誰にでも質の高いきめ細やかな接客サービスが可能になります。

タブレットPOSレジの顧客管理機能を使う方法は以下の通りです。

顧客管理機能を使う方法
  1. お客様に会員登録について説明して承諾を得る
  2. 管理画面の顧客管理メニューを開く
  3. 新規顧客追加ボタンをタップ
  4. お客様の情報を入力する
  5. 必要に応じて既存の顧客情報の編集する
  6. 顧客情報を活用する

タブレットPOSレジを導入した際には、ぜひ顧客管理機能も活用してみてください。お客様とのつながりを深め、長期的な売上アップを実現できるでしょう。

在庫管理機能

タブレットPOSレジの在庫管理機能を活用しましょう。

在庫管理とはいつ入荷した商品がどこの店舗から誰に売れたのか、商品の流れを把握するための仕組みです。

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多くのお店では在庫管理を手書きのノートで行っていますが、これがなかなか大変な作業なんですよね。。。

POSレジの在庫管理機能を使うことで、在庫管理の専用システムを導入する必要なく、在庫情報のすべてを管理することが可能になります。

例えば、発注情報を登録することで入荷予定の商品情報を一元的に管理したり、バーコードリーダーを使って商品棚卸業務を行うことができるのです。

在庫管理機能とは

タブレットPOSレジの在庫管理機能とは以下のような機能のことを意味します。

  1. 在庫変動履歴:いつ仕入れていつ売れたのか、どの店舗にいくつ保管されているかという商品の流れを管理
  2. 棚卸:バーコードリーダーを使って効率的な棚卸業務を実現
  3. 在庫の店舗間移動:店舗間での在庫移動を管理。出庫依頼や入庫登録が可能
  4. 発注情報管理:仕入れ先を登録することによって、いつどの商品が入荷するのか一元的に管理が可能
  5. ネットショップの在庫管理:ネットショップ経由での受注情報から出荷までのステータスを管理

在庫管理機能を使うことによって得られる主なメリットをご紹介します。

メリット 説明
棚卸業務の効率化 仕入れた商品の入荷数確認業務を効率的に行うことができます。
売切や欠品の防止 商品の発注情報や入荷予定を管理できれば、商品の売り切れを防ぐことができます。
適切な仕入調整 発注のタイミングや仕入れ数量を適切に管理することで、余剰在庫を抱えないようにすることができます。
在庫ロスの削減 在庫ロス数を適切に管理することで、在庫ロスによる損失を削減することが可能です。

タブレットPOSレジの在庫管理機能を利用するためには、主に2種類の利用方法があります。

分類 機能 利用方法
簡易な在庫管理 商品を仕入れることで在庫がプラスになり、販売することで在庫がマイナスになる 無料プランでも利用することが可能
高度な在庫管理 各メーカーによって提供されている機能は異なる 有料の料金プランへの申し込みが必要となる

タブレットPOSレジを導入した際には、ぜひ在庫管理機能も活用してみてください。

効率的に商品の流れを管理することが出来れば、不要な在庫を抱えないようにしつつ、適切な仕入れ調整によって人気のある商品を売り切るタイミングを逃さずに販売することができます。

【STEP5】タブレットPOSレジの活用方法

ここではタブレットPOSレジの活用方法について分かりやすく解説します。

売上アップ

多くのお店にとってタブレットPOSレジを導入する第一の目的は、売上アップの実現だと言われています。

中小店舗が新型コロナや物価高騰といった課題に立ち向かい、継続的な売上アップを実現するためには、売上管理による事業計画の達成、顧客ニーズに沿った商品やサービスの改善、集客力アップや販促活動の改善など、さまざまなアプローチが必要です。

以下に売上アップに直結するタブレットPOSレジの具体的な活用方法をご紹介します。

活用方法 説明
売上管理 売上目標に対して現在どれくらい達成しているのか頻繁にチェックしましょう。売上アップを実現するための第一歩は正確な数字を把握することです。
商品やサービスの改善 売上データを分析して、どの商品がどのような顧客によく売れるのか、把握しましょう。お店の売れ筋商品の欠品を防止しつつ、顧客のニーズに沿って継続的に商品やサービスの改善を行いましょう。
販促活動の改善 タブレットPOSレジを活用して、お店の収益構造を理解して稼ぐ力を身につけましょう。客数が少なければチラシやDMなど集客に力を入れる必要がありますし、客単価が低ければセット販売を企画して売上を増やすことができます。

タブレットPOSレジには、お店の売上アップを実現するための機能が豊富に揃っています。

特に商売に苦戦している中小店舗や個人商店におすすめです。

以下のような経営課題を抱えているお店がタブレットPOSレジを導入すれば、すぐにでも売上アップを実現できます。

最適なお店 説明
売上目標の設定と進捗管理が必要な店舗 店舗の売上目標を設定して、いつでも最新の売上状況をチェックすることが可能です。リアルタイムに売上数値を確認することができれば、売上目標達成に向けてなにが必要かを把握し、適切な対策を講じることができます。
売れ筋商品や死筋商品を把握していない店舗 POSデータを分析することで、どの商品がどのような客層によく売れているのか(逆に売れていないのか)を把握することが可能です。ターゲット客層に対して、売れ筋商品をより多く販売することが売上アップにつながります。
客数や客単価を把握していない店舗 タブレットPOSレジがあれば、お店の客数や客単価など経営改善に必要な情報を簡単に把握できます。客数が少なければ集客マーケティングに力を入れる必要がありますし、客単価が低ければセット販売を行うことで売上アップにつながります。

タブレットPOSレジは早く使い始めるほどより多くのPOSデータを蓄積できるので、売上アップに向けた施策を行いやすくなります。

集客力アップ

店舗の経営を成功させるためには、集客力アップは重要な課題です。より多くの人に店舗や商品のことを知ってもらい、お客様にお店のファンになってもらいましょう。

いまや多くの商品が低価格な100円ショップや、Amazonやメルカリなどインターネットショップで売られていて競争が激化しています。

これからの中小店舗は、競合店との差別化を明確にしつつ、お店の独自性を打ち出して集客や販促活動を行う必要があります。

以下に集客力アップに直結するタブレットPOSレジの具体的な活用方法をご紹介します。

活用方法 説明
ターゲット顧客の明確化 お店がターゲットとする顧客像を絞り込んで明確化しましょう。具体的なターゲット客を設定せずに幅広い客層に対して商売をしようとすると、競合店との差別化が図れず、結果的に集客力が落ちてしまいます。
リピート顧客の獲得 タブレットPOSレジの顧客管理機能や客層管理機能を使って、リピート顧客を増やしましょう。
販売チャネルの拡大 小売店ならネットショップを開設したり、飲食店ならテイクアウト事業を始めるなど、タブレットPOSレジの機能を使って販路を拡大しましょう。また、キャッシュレス決裁など決済方法を充実させることも集客力アップには必要です。
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タブレットPOSレジには、お店の集客力アップを実現する機能が豊富に備わっています。特にリピーターが少ない店舗には非常におすすめです。

以下のような経営課題を抱えているお店がタブレットPOSレジを導入すれば、すぐにでも集客力アップを実現できます。

最適なお店 説明
具体的な集客施策を行っていない店舗 具体的な集客の施策を行っていないお店は、まずお店のターゲット客層を明確にする必要があります。POSデータや顧客データを分析して、どのような客層がどのような商品を買っているのか顧客ニーズを把握しましょう。
常連客や固定客がいない店舗 リピート顧客が少ないお店の場合は、会員カードを作成したりポイントを付与することで、お店のファンになってもらいましょう。また、お得な割引情報やキャンペーンのDM配信を行うことも効果的です。
お客様の来店が突然途絶えてしまう店舗 お客様の入店客数が不安定で、季節や天候、地域のイベントなどの外部要因に左右されやすいお店は、オンライン集客の手法が有効です。例えば、SNSを使って店舗の知名度を高めたり、オンラインショップを開設してより多くのお客様に商品を買ってもらえるようにしましょう。

集客に偶然の成功はありません。

お店がターゲットとする客層に繰り返し来て頂けるような具体的な施策を考えましょう。

>コストダウン

お店を経営するうえでは、コストの削減が非常に重要です。売上を増やしつつ、同時にコストを抑えることが基本的な店舗運営の考え方です。

多くの中小店舗では人手不足の課題を抱えています。また、物価高騰による仕入れコストや在庫コストのやりくりに苦労しています。

現在ではたくさんのお店が人手不足や物価上昇の課題を抱えています。タブレットPOSレジを使って人手作業や仕入れ調整の業務を効率化しましょう。

以下にコストダウンに直結するタブレットPOSレジの具体的な活用方法をご紹介します。

活用方法 説明
人的コストの削減 レジ締め時の数字合わせや予約受付など、機械に任せられる業務は自動化しましょう。人手作業を効率化できれば、人件費の削減や電気代や水道代などのコスト削減にも繋がります。
仕入れコストの削減 タブレットPOSレジを使えば、仕入先ごとにかかっているコストや商品の売上を把握できます。売れ行きの悪い商品の仕入れ数を見直しましょう。
在庫コストの削減 タブレットPOSレジの在庫管理機能を使って、店舗の在庫数を調整しましょう。
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タブレットPOSレジには、お店のコストダウンを実現する機能が豊富に備わっています。特に人手不足に困っている中小店舗にはおすすめです。

以下のような経営課題を抱えているお店がタブレットPOSレジを導入すれば、すぐにでもコストダウンを実現できます。

最適なお店 説明
人手不足で困っている店舗 POSレジがあれば、レジ締め作業は劇的に短縮化できますし、レジ会計をキャッシュレス決裁を導入すれば現金を取り扱う会計業務も効率化できます。また、シフト管理機能を使うことで、アルバイトを雇う作業も効率化することが可能です。
仕入の見直しを行っていない店舗 複数の仕入れ先から調達しているけれども、仕入れコストや商品の流れを管理していないお店は、仕入れ管理機能を使って見直しを行いましょう。また、発注業務をシステム化すればアルバイトにも任せられるようになります。
在庫の適正管理が行えていない店舗 在庫の適正化が実現できれば、商品の回転数が上がり売上アップにもつながります。例えば、手書きの在庫管理ノートを在庫管理機能に置き換えたり、売上日報を自動的にレポート配信することから始めましょう。
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個人経営のお店や高齢者オーナーが自ら切り盛りしているお店には、アルバイトを雇う余裕すら無いことがよくあります。このようなお店にこそかんたん操作で使えるPOSレジが役立つと思います。

【Q&A】POSレジの始め方に関するよくある疑問・質問まとめ

これからタブレットPOSレジを店舗に導入する際に、お問い合わせいただくよくある質問をQ&A形式でまとめました。

その他もし不明点がございましたら問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

タブレットPOSレジは無料で始められますか?
タブレットPOSレジのアプリを始めるためには、料金プランへの申し込みが必要であり、メーカーごとに無料プランと有料プランがあります。一部のサービスでは無料で基本機能を利用することができますが、追加の機能や高度な機能を利用する場合には有料プランへの申込みが必要になります。
どれくらい多くのお店がPOSレジを使っていますか?
POSレジアプリ導入数No.1である「Airレジ」は48万以上の店舗で導入されています。タブレットPOSレジは小売店や飲食店、サービス業など、さまざまな業種で広く利用されており、中小規模や個人経営のお店でも利用が増えています。
パソコンやタブレットに詳しくないけれど大丈夫ですか?
はい、パソコンやタブレットに詳しくなくてもPOSレジを使うことは大丈夫です。直感的で使いやすくサポート体制が整っているため、初心者でもスムーズに操作できます。分からない点がある場合はトレーニングやサポートを活用して、疑問点や困ったことを解決することができます。
POSレジの利用を途中で止めることはできますか?
はい、月の途中でもアプリの料金プランの変更や利用停止することが可能です。違約金なども発生しません。ただし、利用停止に伴う日割り金額の発生などはメーカーによって異なるためご注意ください。
申込から導入までどれくらいの期間がかかりますか?
POSレジのアカウント作成〜機器の納入まで約2週間程度が目安となります。商品マスタの登録フォローや販売トレーニングを行った場合は、1週間程度でご利用が可能です。
お得に導入する方法はありませんか?
また、初期費用や月額利用料が発生する場合でも、メーカーによっては、割引キャンペーンや補助金を活用してお得に導入する方法があります。